熊野古道とは?

─世界の宝物になった「紀伊山地の霊場と参詣道」─

和歌山・奈良・三重三県にまたがる紀伊山地は、神話の時代から、当時の都人から神のこもる場所として憧憬の的になっていました。

また六世紀頃に渡来した仏教が、我が国を治める宗教となった時、紀伊山地はまた阿弥陀如来や薬師如来・観音菩薩の浄土としてみられるようになり、やがて高野山には真言密教の霊場、大峯吉野には修験道の霊場、南の熊野三山には神仏習合の霊場、本宮・速玉・那智の神社が祀られて、後の日本の宗教文化に大きな影響を与えることになり、現在でもその姿が色濃く残っている価値が世界遺産(文化遺産)に登録されたのです。